変なホテル東京 銀座に宿泊してみた

変なホテル

変なホテルという名前のホテルがある。自らを変と自己主張するものに限って割と普通という法則は、人生の経験則として普遍的なものだ。しかし、ホテルが変ということはアニミズム的な日本ならではの哀愁を感じなくもなく、そこには一定の愛着が湧いてくる。そのようなことを特に考えることもなく、日程と価格と場所の条件が合ったので変なホテルをポチッと予約した。実は変なホテルについては、数年前に長崎のハウステンボスにできた当初から知っていた。しかし今回予約した変なホテル東京 銀座は今年に入ってからできたかなり新しいものであり、「変なホテル」という名称と「銀座」という名称が組み合わさることで、メロンソーダとエスプレッソを混ぜたようなメロンプレッソ感が出ている。というわけで、今回の記事ではその変なホテル東京 銀座に宿泊した体験について書いてみようと思う。

変なホテル東京 銀座

まず初歩的なミスを犯す。変なホテル東京 銀座というホテル名を見て、銀座駅が最寄り駅と勘違いしていたのだ。実際には新富町駅が最寄り駅で築地に近いのだけれど、予約した際の地図には新豊駅と書いてあり、ますます混乱は深まる。結果到着するのに大分時間がかかった。若干遅れて変なホテルに到着すると、事前情報の通りロボットが接客すると思いきや、普通の人間が出現する。そして普通に予約の確認を済ませる。その間もずっと受付の人間をロボットかアンドロイドかと疑って警戒していたのだが、どこからどう見ても普通の人間だった。結局チェックインに関してロボットが関わったのは一瞬だけで、正直拍子抜けした。チェックインを済ませると、エレベーターを使用して部屋へ移動。良いところ、悪いところを箇条書きにしてみると、以下のようになる。

良いところ

・部屋は十分広い。
・風呂が綺麗。
・テレビが大画面で、スマホのYouTubeの映像を投影して楽しめる。

悪いところ

・変にテクノロジーを駆使しようとして、逆にUX/UIのクオリティが下がってしまっている。
・LG Stylerの音が大きい。
・変ではない。

結論

結論を言うと、変なホテルは変ではなかった。何もかもが凄く普通で、特段に良いところも、特段に悪いところもなく、無難な印象。変なホテルというハードルを掲げてしまっているのでこういう評価になってしまうが、別の名前だったらまた違う評価になったかもしれない。ただロボットを使用した接客にはまだまだ超えなければならないハードルが沢山あるのだろうな、と思わせるには十分な宿泊体験だった。実際不気味の谷も結構発動していたし、むしろ恐竜のロボットを見てみたかった感もある。「変わり続けることを約束するホテル」ということで、数年後に何もかもが変わった変なホテルへと変貌を遂げていることを期待したい。